ウルトラファインバブル導入!当院のお水はとってもきれいです microbubble
院内の水をウルトラファインバブル水にすることで、歯科医療にとって大きな課題である「歯科医院内の清潔な水環境」を実現し、高い品質の医療体制を実現します。
なぜ歯科医院の水は汚染されやすいのか?
歯医院では様々な場面で水が使用されます。例えば「タービン(歯を削る器具)を使用するとき」「スケーラー(歯石を取る器具)を使用するとき」「治療器具を洗浄するとき」です。当然、患者さんがうがいをするときや、患部を洗浄するときも使います。
一時、細菌に汚染された水を治療で使っている歯科医院があるとニュースになったことがあります。もちろん、汚れた水を使おうという歯科医師はいないはずです。気がついたら水が汚染されてしまっていた、ということがなぜ起こってしまうのでしょうか。
診療チェアには給水管という管が使われています。治療時は給水管に水が流れていますが、治療をしていないとき(夜間や休診日)は水がたまっているので、塩素濃度が減少して細菌が増えてきます。やがてバイオフィルムという細菌のコミュニティ(薄い膜)をができ、さらに細菌が増殖しやすい状態になってしまいます。こうして細菌に汚染された水が、医院によっては治療で使用されてしまっている可能性があるのです。
対策として、給水管の水を一定時間流しっぱなしにすることや、消毒液を注入するといった方法があります。しかし、対策には手間もコストもかかることから、どの歯科医院も必ず適切に対処しているとは限らないというのが現状です。
ウルトラファインバブルとは
マイクロバブル(ファインバブルともいう)とは、直径が約1~60μm以下の微細な気泡のことです。たとえば髪の毛の直径は約70μmなので、マイクロバブルは日常で目にする泡などとは比べものにならないほど小さいことが分かります。日常生活で目にするような泡は、水中で発生してもすぐに水面に浮上して弾けて消えますが、マイクロバブルのように小さい泡は直径が小さいため、浮力が弱く、水面まで上昇せず水中を漂っています。消滅せず、水中に存在し続けるだけではなく、この泡は電気を帯びており、以前から工業分野を中心に洗浄や水質浄化に用いられてきました。
歯科医院では、給水管に発生するバイオフィルムを剥がし、チューブの内壁をコーティングして細菌が付きにくい常態にしてくれます。患者さんのお口の中の細かい隙間に入り込んだウイルスにもアプローチでき、口腔内を清潔にいたします。
当院は、院内循環の水は全てマイクロバブルを導入しています
当院では「診療室」「洗面台」「お手洗い」「消毒室」すべてでマイクロバブルを導入しています。治療器具もファインバブル水で洗浄することで、効果的に洗浄ができるだけではなく、金属の腐食を防ぐことができるので、清潔な状態を保ちやすいです。小さなお子様からご高齢の方までどんな方からも安心して治療を受けていただけるように考えられた、当院こだわりの水です。